高温多湿の環境下で、気をつけたいのが、脱水症状です。
昨日も、お伝えしましたが、脱水により、こむら返りも起きやすくなります。
こむら返りとは、ふくらはぎなどに強い痛みが走る「筋肉のつり」痙攣です。
神経から、筋肉への動けという指令に、エラーが生じ
筋肉が縮んだままになった状態のことです。
医療用語では、筋けいれんと呼ばれています。
こむら返りは、なぜ起こるのでしょうか?
実は、こむら返りの原因は、よくわかっていません。
筋肉が疲れた時に、神経と筋肉の間の指令伝達が「うまくいかない」
「脱水により、体内の塩分やミネラルのバランスが崩れ
神経の過敏性に影響する」という2つの説が有力と言われています。
中高年で起こりやすいのですが、なぜでしょう?
こむら返りが中高年に起こりやすいのは、筋肉量が減って
血行が悪くなり、疲労もたまりやすくなるためです。
特に普段、運動をあまりせず筋肉が衰えていると
ちょっとしたことで「長時間運動した後に脚がつる」のと
同じような体の変化が起こりやすくなります。
また、加齢とともに、体内の水分量も減るため、
脱水が起こりやすくなるのも、理由と考えられます。
ただし、なかには、使っている薬や、何らかの病気が
原因の場合もあります。
様々な病気を抱えている人も増えてくることから、注意が必要です。
この続きは、明日に続きます。
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