睡眠の悩みを解消するため、次のような生活習慣を心がけてください。
日の光で「体内時計」を整える
起床してすぐに日の光が目に入ると、1日のリズムを刻む体内時計がリセットされて
体が活動的になります。
毎朝、一定の時刻に起きて、体内時計を整えることが良質な睡眠につながります。
日中は活動的に過ごす
脳は、起きて活動していると次第に疲れてきます。
すると、脳を休めるために、眠気が起こります。
ぬるめのお風呂や音楽で、リラックスの時間を
活動する神経(交感神経)から、休む神経(副交感神経)への
スムーズな切り替えができると、眠りにつきやすくなります。
そのためには、38~40℃のぬるめのお風呂につかる、音楽を聴いて
リラックスして、眠くなってから床につく(無理に眠ろうとしない)などが良いです。
休日も、朝はいったん起きる
休日の朝寝坊は体内時計のリズムを乱します。
普段より睡眠時間が必要な場合でも、いったん起きて日の光を浴び
体内時計を整え(夜に影響しないような短めの)昼寝をするようにしてください。
反対に、脳の覚醒を引き起こす行動として、「パソコン・スマートフォンなどの操作」
「飲酒」「考え事」「ゲーム」「喫煙」「カフェイン摂取」などがあります。
また、夜に強い光を浴びると体内時計が乱れるので、光源が直接、目に
入らないよう間接照明にすることも有用です。
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