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健康を守る駆けつけ2杯【2】

  • info070711
  • 2024年12月26日
  • 読了時間: 2分

前回は、うがいのコツについて、説明しましたが、今回は

そのうがいのタイミングをお話ししたいと思います。


うがいは、帰宅後にする方が多いと思いますが、起床時、食事前も

大事なタイミングです。


唾液は、抗菌・抗ウィルス作用などの機能があることが報告されていますが、

寝ている間は唾液の量が減るので、唾液の効果が下がり、細菌やウィルスが

繁殖しやすくなります。


食後に歯磨きすることは口内環境を適切に保つ上で重要ですが

時間とともに口内環境は悪化します。


仮に昼食後に歯磨きをしても、夕食時には、歯磨き前と同じくらい

悪化しています。

そのまま、食事をしてしまうと、細菌やウィルスをいっしょに

飲み込んでしまうことが、考えられます。


食べ物と一緒にこれらを飲み込んでしまうと、

飲み込んだ細菌やウィルスにより腸内環境がかき乱され

全身の健康に悪影響をもたらす可能性があります。


歯磨きをしてから、食事をする事には、抵抗があると思いますので

うがいをしてから食事をする習慣を身につけては、いかがでしょうか?


大人の口の中には、300~700種類の細菌が生息しているといわれています。


これらの中には、カンジダ菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎球菌など

全身疾患の原因菌も含まれていて、免疫の低下とともに増殖し

病気を引き起こすこともあります。


また、歯周病菌と呼ばれる細菌が菌の周りの組織に感染し

炎症を起こすと、歯周病が進行します。


歯周病菌が歯茎の毛細血管から忍び込み、全身を駆け巡ると

糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、認知症、リウマチなどの

数多くの病気の発症・進行を助長することが報告されています。


口腔環境を清潔に保つことは、感染予防のみならず、

全身の健康を維持する上でも、役立ちます。


毎日、手洗い・うがいなどの感染症対策をきちんと行っていても

新型コロナやインフルエンザなどの感染症に罹ってしまうことはあります。

予防できることに越したことはないのですが、もし感染してしまったら

重症化させないことが大切です。


そのために、日々の疲れを残さず、元気な体作りをしましょう。


 
 
 

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