角膜(目の中央にある透明な組織で、黒目の部分の外側に位置)と
水晶体(カメラでいう凸レンズのような役割)の間は
房水という栄養を含んだ液体で満たされています。
緑内障は、この房水の排泄が行われなくなったり
流れが悪くなった結果、眼球内部の圧力(眼圧)が高まり
視神経を傷害する疾患です。
急性緑内障は、房水が全く排泄されず
眼圧が急上昇する状態で、激しい頭痛と目の痛みが起こります。
失明の危険があるため、すぐ治療する必要があります。
慢性緑内障は、房水の流れが、悪い状態です。
自覚症状は、ほとんどありませんが、視野が少しずつ
欠ける視野欠損が進行します。
症状チェックリストとして
・視野に欠けがある
・中心のやや上の一部が欠けている
・光の周りに虹がみえる
・目を休めても、疲れ目が治らない
・目がかすんでいる
また、眼圧上昇時の症状は
・激しい頭痛がする
・頻繁に目が疲れる
・激しく目が痛くなる
・目が充血している
・吐き気がする
以上、気になるところがあれば、早めの眼科を受診してください。
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