普段、無意識のうちに行われている呼吸ですが
深呼吸など、意識して行うこともできます。
改めてゆっくり、大きく呼吸をしてみることで、呼吸の大切さを
実感してみてください。
呼吸は、胸式呼吸と腹式呼吸に分けられます。
一般的に、日中は息を吸うと胸のあたりが膨らむ、
早く浅い呼吸の胸式呼吸を行っています。
その一方で睡眠時やリラックス時は、息を吸う時に
お腹の膨らみを感じる腹式呼吸を行っています。
肺の構造なんですが、肺は肋骨の間にある筋肉「肋骨筋」と
肺の下に存在する「横隔膜」に囲まれています。
胸式呼吸が肋骨筋と横隔膜により空気を取り込むのみ比べ
腹式呼吸は横隔膜の上下を主に使い空気を取り込みます。
そのため、胸はあまり大きく膨らまず、肺に負担が少ない呼吸法といわれ
息切れや肺疾患の治療とともに指導が行われています。
お腹を膨らますイメージで、鼻からゆっくりと息を吸い込みます。
吐く時もゆっくりと息を出すことで、良い腹式呼吸となります。
腹式呼吸が出来ない、どうすれば良いか解らないという方は
特に息を吐くことに意識を集中すると自然に腹式呼吸になることが
多いと言われています。また、慣れないうちは仰向けに寝て行い、
慣れてきたら座った状態・立った状態で腹式呼吸を意識して行ってみてください。
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