ストレスが続くと、交感神経が過度に刺激されます。
ストレスは呼吸にも影響をあたえ、呼吸が非常に浅くなり
体に十分な酸素を運べなくなります。
その結果、すぐ疲れやすくなることや疲労感が続く原因となります。
また、睡眠時においては、ストレスによって胸式呼吸が多くなり
朝起きても疲労感が残っているといった症状も現れやすくなります。
腹式呼吸は、肺への負担が少なくなるだけでなく
ゆっくりと息を吐くことで、自律神経を調節する(副交感神経を優位にする)
働きや、全身の筋肉を弛緩させる働き、そして横隔膜を上下させ
腹圧を変化することによる便通を改善する働きなどがあると
言われています。
就寝前には、腹式呼吸を数回して、布団に入ることで
自律神経を整え、落ちつかせる効果も期待できます。
呼吸法を取り入れた運動や、ダイエット方法が多く見受けられるようになりました。
内臓を刺激することや、あまり使われていなかった筋肉を使用することで
代謝が上がると言われています。
普段、無意識で行っている呼吸ですが、無意識だからこそ
気付かないうちに環境や生活習慣の変化で、変調を来している可能性があります。
運動やダイエットなどで呼吸を意識することで
無意識に行っている呼吸の大切さを改めて感じることが出来ると思います。
息という漢字の中に心という文字が入っているように
息(呼吸)と心(感情)は大きく影響しあっているのではないかと思います。
なるべくストレスをためず、しっかり「息抜き」をしてあげることが
元気の秘訣になるのではないでしょうか?
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