アルツハイマー型認知症の原因と考えられているアミロイドβは
ある一定の量が脳に、蓄積されると、脳神経細胞が破壊されることが知られています。
最近の研究によれば、このアミロイドβは、噛むことが少ないと
増えるということが、報告されています。
つまり、よく噛むと認知症になりにくいというわけです。
更に脳が活発に働き、反射神経や記憶力・認識力・判断力・集中力などが
高まることも、報告されています。
食べ物をよく噛むと唾液が多く分泌されます。
唾液の中には、食べ物の消化を助ける大切な酵素、アミラーゼが豊富です。
このことから、よく噛んで食べるほど、食べ物の分解率がよりアップし
胃腸の負担が軽くなり、より健康になります。
よく噛むことによって、より多くの唾液が分泌されると
細菌が作る酸(乳酸)を薄め、歯の表面が溶けることを
防ぎます。
更に、溶けかかった歯の表面を元の状態に戻すことを
助けます。
このことから、よく噛むことは、虫歯予防につながります。
噛む力を鍛えるポイントは
・歯ごたえのある材料を使って料理をしよう。
・ゆっくり時間をかけて食事をしよう。
・食べ物を飲み物で流し込まないようにしよう。
・食事は、五感を意識しながらとろう。
明日に、続きます。
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