帯状疱疹の症状としては・・・
・ピリピリ、チクチクするような痛みがでてきた
・かゆみやひりひりするような皮膚の違和感がある
・虫刺されのような赤い発疹がでてきた
・痛みや発疹は顔や体の片側だけにある
・発疹の中に水ぶくれも混じっている
・痛みが出た場所と発疹が出た場所は、ほぼ同じ
・発熱やリンパ節の腫れ、頭痛なども伴う
また、以下の人が、帯状疱疹になりやすいです。
・女性
・高齢者(50歳以上になると急増)
・精神的ストレス
・過労
・妊娠
・糖尿病やガン、膠原病などの持病がある
・ステロイド薬や抗がん剤などの使用で免疫力が低下
帯状疱疹の治療では、発疹が生じて3日以内に
抗ウィルス薬の服用を開始するのがポイントです。
抗ウィルス薬は、途中で自己判断でやめず
7日間飲み続けることが、大切です。
帯状疱疹は、皮膚症状が現れる前から、ピリピリした痛み(前駆痛)が
始めることがあり、それがだんだん強くなります。
このような急性疼痛に対しては、解熱鎮痛薬が用いられます。
治療が遅れると、重症化して、発熱等の全身症状が出たり
帯状疱疹後神経痛(皮膚の症状は治ったのに、傷みが3ヶ月以上続く)が残る場合が
あります。
発症初期から、傷みがひどかった人や、免疫力の低下した
高齢者等では、神経の損傷が大きく
後遺症として、神経痛が残りやすいと言われています。
帯状疱疹後神経痛の治療には、解熱鎮痛薬の他に
神経ブロック(局所麻酔薬の注射)があります。
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