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春のストレス【2】

  • info070711
  • 3月3日
  • 読了時間: 3分

春のストレス対策としては

高ぶった交感神経を鎮め、副交感神経を活発にすることで

自律神経のバランスを整えることが必要で、外部からの

刺激を遠ざけて、リラックスすることが大事です。


まず、保温です。

衣服の調節やエアコンを活用して、身体が寒暖差を感じないようにしましょう。


温かい飲み物や運動、入浴によって、血行を促進し身体を温めるのも良いでしょう。

温かいハーブティーは、心を安らかにしてくれます。

カモミール、ジャスミン、ラベンダーなどがお勧めです。


激しい運動や熱いお風呂は、交感神経の働きを高めてしまうので

逆効果です。


散歩やストレッチといった軽い運動でリラックスしましょう。

桜や菜の花を眺めながらの散歩は、リラックス効果を高めてくれるでしょう。

お風呂は、ぬるめの湯船にゆっくりとつかりましょう。


次に、睡眠です。

ストレスによる自律神経の乱れは不眠を招きます。

不眠は、自律神経のバランスを崩し、不眠の悪循環を引き起こします。

ストレスを解消して、悪循環を断ち切ることが大切です。


まずは、朝起きたら、しっかりと日光を浴びましょう。

日光を浴びると夜になってメラトニンという睡眠を誘うホルモンが

分泌されて眠くなります。

お風呂上がりの体温が下がるタイミングで就寝すると

よく眠れます。


次に、食事です。

豆腐などの大豆製品や、チーズなどの乳製品、卵やバナナなどに含まれる

トリプトファンというアミノ酸は、体内でセロトニンという神経伝達物質に

変化して心を癒してくれます。


セロトニンは、夜になると、メラトニンに変化するので

トリプトファンを多く含む食材を摂ることは

翌朝まで心安らかに過ごすことに繋がります。


また、セロトニンが体内で造られるには、ビタミンB6が必要です。

ビタミンB6は、カツオやマグロ、豚肉、バナナなどに多く含まれています。


最近は、GABA(ギャバ)というリラックス効果のある神経伝達物質も

注目されています。GABAを多く含む漬け物・納豆などの発酵食品、

トマトや発芽玄米などの食材を積極的に摂るのが良いでしょう。


最後に、笑うことです。

ストレスを感じると分泌されるホルモンが笑うことで

減少するという論文報告があります。


さらに、ストレスを感じる人は、感じない人に比べて

死亡リスクが43%も上昇するという論文報告があります。


周りのことはあまり気にしないで、「これで良いのだ!」と

笑って開き直るのも、意外と大事なのかもしれません。

「笑う門には、福来る」です。


春のストレス対策のコツは「保温」、「十分な睡眠」、

「バランスの取れた食事」、そして「笑顔」です。

コツをマスターして、楽しい春を過ごしましょう。

 
 
 

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