水虫は、日本人の4~5人に一人が、感染していると
言われているほど、患者数の多い皮膚病です。
足拭きマット、床、サンダルなどで、感染が広がります。
自分の為にも、家族など他の人への感染を防ぐ為にも
早めに治療しましょう。
水虫は、白癬菌というカビが原因なので、正式名称を
足白癬と言います。
高温多湿を好み、最盛期は、梅雨の時期から8月です。
白癬菌は、皮膚の角質層を構成しているケラチンというたんぱく質を
栄養源とします。
角質層は、足以外の皮膚にもあるため、様々な場所に感染し
感染した場所によって、病名が変わります。
爪は爪白癬、体部では、タムシと呼ばれます。
水虫は、大きく分けて、3種類あります。
足の指の間の皮が白くふやけてジュクジュクする「趾間型」
水泡がぽつぽつできる「小水疱型」
足の裏、特にかかとの角質が硬く、表面がゴワゴワになる「角化型」があります。
そして、角化型の足白癬と、白癬菌が爪に侵入した爪白癬は
かゆみがないと言われています。
かゆくないことは、好ましいことですが、その反面
治療せずに放置し、感染を広げてしまうことにもなります。
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