手に汗握る、あぶら汗、冷や汗、寝汗をかくなど
古くから汗は、私たちの生活や健康と
切っても切れない関係にあります。
蒸し暑い梅雨から、夏にかけて汗をかきます。
そんな汗が、健康のバロメーターであったりするので
汗について、お伝えしたいと思います。
いったい汗は、どれくらい出ているのでしょうか?
暑い夏に、エアコンをつけないで家事などをしている時は
1時間あたり、100cc以上の発汗量があります。
屋外を歩いている時は、約400ccぐらいです。
激しい運動をしている時は、1時間で約1500ccもの汗をかいています。
就寝時は、一晩で200ccの汗や水分を放出し、
暑い夏場では約400ccとも言われています。
汗の汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺とがあり
ふだん私たちが「汗をかく」という時は、エクリン腺のことです。
エクリン腺は、小粒で、身体全体に約400~500万もあると言われています。
1平方㎝あたり、300個近くあるわけです。
これは、大粒の汗を一度で出すよりも、小粒の汗を幅広く出すほうが
蒸発しやすく、限られた量の汗で体温を効率良く下げる手立てです。
さらに、汗腺は皮膚のしわが交差したところに、開口しています。
出た汗が、すばやく皮膚表面に広がるようになっています。
明日に汗については、続きます。
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