top of page

沈黙の臓器・・・

  • info070711
  • 2024年9月28日
  • 読了時間: 2分

体の中で、最も大きな臓器である肝臓は、エネルギーの貯蔵や

有害物質の解毒など、とても大きな役割を担っています。


その大切さは、「肝心(肝腎)かなめ」という言葉が

示すとおりです。


肝臓の働きをしって、健康で長生きできる体を目指しましょう。


肝臓のはたらきについて

肝臓には、大きく5つのはたらきがあります。


①胆汁の生成

胆汁は、肝細胞で生成され、十二指腸へ排出されます。

脂肪の消化・吸収に加え、脂溶性ビタミン、鉄分、カルシウムの吸収を助けます。


②栄養の貯蔵と加工

エネルギーの貯蔵や、タンパク質を合成するはたらきがあります。


③解毒作用

体内の老廃物や体外から取り込まれた様々な有害物質を分解し

無毒化して、胆汁や尿と共に排泄します。


④血液凝固作用物質の産生

出血した時などに、血液を固め、出血を止めてくれる成分を作ります。


⑤造血の調節と、血液量の調節

血液を貯蔵し、必要に応じて、放出する役割を持っています。

また赤血球を作る上で、大切な鉄の貯蔵や、抗貧血因子の

ビタミンB12の貯蔵も行っています。


肝臓は、5つの重要なはたらきを担っている臓器なので

肝臓が働かなくなると、生命の維持に関わります。

そのため、肝臓は、大きな予備能力を残しており

普段は最大能力の30~40%程度しか使っておらず

肝機能に障害があった時には、この予備能力で、その働きを補います。


したがって、肝臓の弱りは、気付き難く、自覚症状を

感じた時には、肝臓の弱りがかなり進行していることがほとんどです。


肝臓は、予備能力が高く、正常肝の場合、7分の6を

切除しても、肝機能は、正常に働きます。


ゆえに、肝障害による症状が出た際には、病状が進行していることが多いです。


症状が出ないように肝臓を労ってあげてください。


 
 
 

最新記事

すべて表示
大阪・関西万博に行ってきました

昨日、大阪・関西万博に行ってきました。 当店のお客様や、とあるメーカーの営業の方から 色々聞いていたので、必要なものを用意して、準備万端です。 その内容は・・・ 日差し対策では、帽子があるほうが良いということで 帽子をかぶり、目から日やけはするので、少し色のついたサングラス...

 
 
 
室内の熱中症

熱中症は、強い日差しが照りつける日に多いと思われがちですが 梅雨時のくもりや雨の日でも、気温や湿度が高い時は 熱中症の危険度が高まります。 特に気をつけたいのが「室内での熱中症」。 総務省消防庁が、2019年の熱中症の発生場所についての調査をしたところ...

 
 
 
高齢者の貧血

血液中の鉄分が不足して発症する貧血。 貧血の典型的な症状は、動悸、息切れ、倦怠感などですが 高齢者の場合、めまいやふらつきなどは出現しない人が多い一方で 時に認知症や狭心症に似た症状を示す例があり、それらの 悪化と誤解して見過ごされるケースがあるといいます。 ...

 
 
 

Comments


LINE

​友達追加はこちらから

神戸ファーマシーのQRコード.png

株式会社神戸ファーマシー

(〒650-0023)兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目8-2 福栄ビル1階
<営業時間> 月~土 11:00~18:00
<電話・店頭相談> 11:30~17:00

<定休>日曜日、年始1月 1・2・3・4日
*祝日(月~土)は営業いたします。

TEL:078-331-4929

FAX:078-331-3772

  • Twitter

© 2020 by 株式会社神戸ファーマシー

bottom of page