私たちの体は、体の中心部(深部体温)が、約37℃に保たれていることで
脳や心臓などの臓器、免疫細胞などが、元気に働いています。
深部体温を保つために温活と腸活で栄養をしっかり摂り
元気な体作りをしましょう。
まず、温活について。
食材には、身体を冷やす性質のもの(寒食材)と、温める性質のもの(温食材)が
あるということを、ご存知ですか?
例えば、コーヒーはホットで飲んでも、身体を冷やすしてしまう食材です。
コーヒーの本場は、ブラジルなど温かい地域で、そこで飲まれるということは、
体を冷やす作用があるからです。
冷え症の方は、コーヒーの飲み過ぎに注意した方が良いかもしれません。
細胞は、食事から摂った糖分を燃やして、深部体温を37℃に維持します。
冷えによって、胃腸の働きが弱まると、消化吸収力が低下して
糖分が細胞に行き届かなくなります。
さらに冷えが続くと、細胞は働き続け、やがて疲れてきます。
免疫細胞が疲れてくると、風邪を引きやすくなったり、がんの原因になったりします。
「冷えは万病の元」と言われるところです。
温食材を摂って、冷えから身体を守りましょう。
温食材には、冬が旬のネギ、ニラ、ニンニク、海老、鮭、ぶりなどがあります。
鍋にぴったりの食材ですよね。
鍋のお供の椎茸は、寒食材の生椎茸よりも、温食材の干し椎茸が良さそうです。
ただ、温食材だから身体に良いとは限りません。
温食材の食べ過ぎは、痒みや炎症を悪化させることもあるので
体調に合わせた食材を選びましょう。
主食、主菜、副菜のバランスの良い食材選びが大切です。
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