top of page

痛風について【2】

info070711

痛風・・・・

文字通りですが、どうして、そんなに痛いのでしょうか?


尿酸は、血液中に溶け込んでいます。

しかし、量が増えすぎると、溶けきれなくなった過剰な尿酸が

結晶化して、関節や組織に溜まっていきます。


運動などをきっかけに、この結晶が関節液中に

はがれ落ちると、外敵から体を守る免疫細胞が

はがれた結晶を異物と見なして、攻撃し、

激痛を伴う炎症を引き起こします。


これが慢性化すると、足の親指の付け根や足の甲

かかと、ひざ、手の指や甲などに「痛風結節」と

呼ばれるこぶしができることがあります。


ところで、痛風発作や痛風結節は、高尿酸血症の人

全員に起こるわけでは、ありません。


しかし、尿酸値が高い状態をそのままにしておくと、

尿路結石や、腎臓病を発症しやすくなります。


また、高血圧、糖尿病、メタボリック症候群などの

生活習慣病を併発しやすく、心筋梗塞や、心不全、

心房細動という不整脈などを起こすリスクも高まります。


痛風の起こりやすい生活とは・・・

尿酸値は、食事や運動、ストレスなどの影響を受けて

1日のなかで、変動します。


就寝中は、プリン体を分解して、尿酸を作る働きが活発になることから

夕食にプリン体の多い食事や、アルコール飲料を摂りすぎると

朝方に痛風発作が起こりやすくなります。


明日は、痛風対策について、お伝えします。

最新記事

すべて表示

早朝高血圧について

血圧は、1日の中で、変動しています。 通常は、活動が活発な日中に高く、夕方から夜にかけて下がっていきます。 そして、早朝、目覚める時間に向かって高くなります。 血圧が早朝に過度に上がるのが、「早朝高血圧」です。 起床時、1~2時間以内の血圧が、135/85mmhgを超えると...

血圧について

日本人の国民病ともいえる高血圧。 生活習慣病の中でも、最も患者数が多い病気で その数は、約4300万人。 3人に1人が高血圧と言われています。 脳卒中や心臓病などの予防をする上で 血圧は非常に重要です。 まず、血圧とは、「血液が血管の壁に加える圧力」のことで...

Comments


LINE

​友達追加はこちらから

神戸ファーマシーのQRコード.png

株式会社神戸ファーマシー

(〒650-0023)兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目8-2 福栄ビル1階
<営業時間> 月~土 11:00~18:00
<電話・店頭相談> 11:30~17:00

<定休>日曜日、年始1月 1・2・3・4日
*祝日(月~土)は営業いたします。

TEL:078-331-4929

FAX:078-331-3772

  • Twitter

© 2020 by 株式会社神戸ファーマシー

bottom of page