毎日の生活で得ている情報の約9割は、目からであると言われているほど
目は重要な働きをしています。
しかし、パソコン、スマートフォンやTVゲームが普及するようになり
私たちは、日常生活で目を酷使する機会が増えてしまいました。
今回は、目の仕組みと目の疲れについて
ご紹介したいと思います。
目の仕組みとしては、目は、大人で直径が約24ミリの球形をしており
重さは、約7g前後です。よくカメラに例えられます。
光は眼球のいちばん前にある角膜から入ります。
環(わ)のように黒目を取り巻くのは虹彩で
カメラでいうと絞りにあたります。
虹彩の後ろにレンズの役目をする水晶体があり
その奥の硝子体は、眼球の形を保っています。
硝子体を覆っているのが、フィルムにあたる網膜です。
網膜に写し出された映像情報を脳に情報伝達し
脳でその映像を認識します。実は、物は「目」で見るのではなく
「脳」でみているのです。
疲れ目とは、ピントを調節するための毛様体筋や
眼球移動筋などの各種筋肉が疲労した状態のことをいいます。
目の周りには、眼球を支え、動かす7本の筋肉『外眼筋』があります。
眼球に動きがなく同じ位置で長時間眼球を支えることによって
疲労物質がたまり、外眼筋が筋肉疲労を起こします。
また、「水晶体」を支える「チン小帯」「毛様体筋」といった
ピントを合わせるための結合組織や筋肉も、無理して
ピントを合わせようとすることで、疲労を起こしてしまいます。
また、その他にも、ドライアイや、精神的な問題が
原因になっていることもあります。
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