傷んだ細胞を修復してくれるヒートショックプロテインを増やすには・・・
家庭での入浴により、増やす簡単な方法があります。
体調をみながら、週に2回を目安に実施してみてください。
ちなみに、心臓などに疾患のある方は、医師に相談してください。
まず、入浴前の準備がいります。
バスタオルと着替えは、浴槽からすぐ手が届く範囲に置いててください。
入浴前に浴槽のフタを開けたり、床や壁にシャワーをかけて
浴室を温める。イメージとしては、サウナのような状態です。
お湯の温度は、40℃から42℃に設定する。
入浴前に、舌下で体温を測定する。
汗をかいて、水分が失われるので、事前に十分な水分補給を行っておく。
入浴時には
手、足、体(心臓に遠いところから)かけ湯をする。
浴槽には、足から手、体の順にゆっくり浸かる。
湯に浸かりながら、舌下で体温を測る。38℃まで体温を上げるのが理想。
お湯の温度と入浴時間の目安は
42℃は、10分、41℃は、15分、40℃は、20分
血行促進作用のある入浴剤使用の場合は、40℃、15分が目安です。
そして、最後入浴後は
温かい服(靴下や上着)などで、10~15分保温する。
ヒートショックプロテインを増やすために、1番大切なことは
最後の保温です。体温を37℃に保つことで、体内の
ヒートショックプロテインが増えるので、体の水分は
しっかり拭き取り、体が冷えないように衣類を身につけ
冬は暖かい部屋で、夏は冷房をつけずに、自然の風や
扇風機でゆるやかに熱を冷まし、最低10分保温します。
水分補給には、冷たいドリンクは避け、常温もしくは
温かい飲み物で補います、
冷たいドリンクは、保温後に飲むようにしましょう。
夏場は、のぼせや脱水症状にご注意ください。
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