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肝機能を知る

info070711

肝機能の低下は、自分では気付き難いため、少なくとも毎年1回は

健康診断を受診することを、心がけてください。


また、健康診断では、次の項目などで、肝機能を評価していますので

参考にしてみてください。


AST(GOT):11~33IU/L

ALT(GPT):6~43IU/L

LDH     :120~245IU/L

総ビリルビン  :0.2~1.2㎎(酵素法、比色法)

 この4項目からは、肝機能の壊死を反映するもので、

 本来、肝細胞内に存在し、肝細胞の破壊により

 血清中に、放出される。


Alb (アルブミン): 3.8~5.2ℊ/dL

 肝細胞の合成能障害を反映するもの。

 肝細胞内での合成能が低下すれば、血中濃度も、低下する。


γーGTP  男性:10~50IU/L

       女性:9~32IU/L

 タンパク質を分解する酵素で、肝臓・腎臓・膵臓に障害が起こると

 血中に流れてくる。また、アルコールに敏感に反応し、お酒をよく

 飲む人では、数値が上昇する。



ここで、肝機能を維持する生活習慣としては・・・

肝機能の低下は、生活習慣病を発端とすることが多いため

生活習慣について見直す必要があります。


1回30分程度で、軽く汗をかく程度の歩行運動が

おススメです。また、筋肉をつけることも有効です。


筋肉は肝臓と共に、アンモニアなどの解毒処理を

行っているため、筋肉をつけることで、肝臓の負担を軽減してくれます。


飲酒を控えるようにしましょう。

また、普段お酒を飲まない方や、痩せ型の人でも

非アルコール性肝炎を発症することがあります。


肝臓を元気にしてくれる食材には、シジミやウコン

田七人参などがあります。

このような食材を積極的に取り入れてみてください。


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