肝機能の低下は、自分では気付き難いため、少なくとも毎年1回は
健康診断を受診することを、心がけてください。
また、健康診断では、次の項目などで、肝機能を評価していますので
参考にしてみてください。
AST(GOT):11~33IU/L
ALT(GPT):6~43IU/L
LDH :120~245IU/L
総ビリルビン :0.2~1.2㎎(酵素法、比色法)
この4項目からは、肝機能の壊死を反映するもので、
本来、肝細胞内に存在し、肝細胞の破壊により
血清中に、放出される。
Alb (アルブミン): 3.8~5.2ℊ/dL
肝細胞の合成能障害を反映するもの。
肝細胞内での合成能が低下すれば、血中濃度も、低下する。
γーGTP 男性:10~50IU/L
女性:9~32IU/L
タンパク質を分解する酵素で、肝臓・腎臓・膵臓に障害が起こると
血中に流れてくる。また、アルコールに敏感に反応し、お酒をよく
飲む人では、数値が上昇する。
ここで、肝機能を維持する生活習慣としては・・・
肝機能の低下は、生活習慣病を発端とすることが多いため
生活習慣について見直す必要があります。
1回30分程度で、軽く汗をかく程度の歩行運動が
おススメです。また、筋肉をつけることも有効です。
筋肉は肝臓と共に、アンモニアなどの解毒処理を
行っているため、筋肉をつけることで、肝臓の負担を軽減してくれます。
飲酒を控えるようにしましょう。
また、普段お酒を飲まない方や、痩せ型の人でも
非アルコール性肝炎を発症することがあります。
肝臓を元気にしてくれる食材には、シジミやウコン
田七人参などがあります。
このような食材を積極的に取り入れてみてください。
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