昨日の引き続き、肩の痛みについてです。
肩こりと同じくらい、悩ませている五十肩について、ご紹介します。
五十肩は、加齢などによって、組織が変性し、
炎症を引き起こしている状態のことです。
いくつかの要因が関連していると、考えられますが
主な原因は、関節包(関節をつつんでいるところ)や
骨と骨を結びつけている靱帯(ひも状の結合組織)の
柔軟性が低下することから生じます。
完治するまで、半年から1年半という長い期間を要します。
長期化、悪化させないためにも、正しく対処しましょう。
ここで、五十肩チェック!
・頭の後ろで両手を組む
・腰に両手をあてる
・反対側の肩に手を置く
一つでも該当すると、五十肩の可能性があります。
自分で出来る五十肩の対処法としては、時期によって異なります。
急性期では
安静にする。痛みがひどい場合は、消炎鎮痛剤を使ってください。
慢性期では
温熱療法が有効です。温湿布をあてるなどして、
肩を温めてください。また、関節が硬くなるのを防ぐために
痛みが出ない程度に動かしてください。
昨日、書いた肩こりの対処法としては、正しい姿勢を心がけてください。
無理のない運動・ストレッチで、筋肉をほぐしてください。
ストレスをためないように。
ビタミンB群や、ビタミンEを摂って、血流改善を。
首の後ろなどを蒸しタオルや、温湿布で温めてください。
最後に
いつでも、どこでもほぐせる首のマッサージと肩のストレッチを
ご案内します。
首のマッサージは
①首の後ろで、両手を組む。
②指の付け根(手のひら)で首を上下にさする。
肩のストレッチは
①息を吸いながら、肩をおもいきりすくめる。
②息を吐きながら、肩をゆっくりおろす。
ゆっくり10回程度繰り返す。
簡単なので、やってみてください。
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