top of page
info070711

脂質について【2】

コレステロールと中性脂肪について


コレステロールは、私たちの体の細胞やホルモンの材料となる成分です。


体内で必要量の7~8割が作られるほか、食事からも摂取されます。


悪玉コレステロール(LDLコレステロール)も、

善玉コレステロール(HDLコレステロール)も、コレステロールとしては

同じものですが、状態が異なるので、区分されています。


ですので、「食べすぎるとよくないコレステロール」といったものは

ありません。


コレステロールを多く含む食品は、卵類、魚介類、肉類などの

動物性食品であり、卵にすると1日1個が摂取の目安になります。



中性脂肪は、炭水化物や脂肪酸が体の中で蓄えやすい形になったものです。


この炭水化物や脂肪酸は、体内でエネルギー源として利用されます。


食事で摂取するエネルギー量が、普段の生活で使うエネルギー量を

上回ると、余剰分は中性脂肪に変換され、皮下や内臓周囲の

脂肪組織に蓄えられます。


これは、食料が乏しい環境でも、生存するための、生物の体の知恵です。


エネルギー源としてみた場合、脂質の方が炭水化物よりも効率が良く

1gあたり炭水化物は、4キロカロリーなのに対して

脂質は9キロカロリーあります。


つまり、同じ重さでも、脂質の方が2倍以上カロリーが高く、

体重が増えやすいということになります。


また、アルコールを過剰に摂取すると、肝臓での中性脂肪の

合成が促進され、分解が遅くなるため

血液中の中性脂肪が上昇することになります。


このことは、メタボなど生活習慣病のリスクを上げることにつながります。


日本は比較的脂質摂取量が、少ない食文化ですが

普段から運動を習慣化して、エネルギーを使う

エネルギーとして使いきれないほどには、食べないが、

健康管理の大原則です。



最新記事

すべて表示

胃の不調を改善するためのポイント

*自律神経を整えましょう。 自律神経を整えるためには、規則正しい生活が欠かせません。 生活リズムを整える・・朝食を含む1日3食を、できるだけ同じ時間に            摂るようにしましょう。 食生活の見直し・・・・バランスの良い食事を心がけましょう。脂質や糖質、...

機能性ディスペプシア

明らかな病気がないのに、食後を中心に、胃がもたれり、 みぞおちのあたりが傷むといったことは、ありませんか? 2013年に治療の対象となった比較的新しい病気の 「機能性ディスペプシア」かもしれません。 日本人の10人に1人はかかっているという 意外と身近な病気です。...

返信が届きました(^^)

前回、質問して頂いたお客様からのLINEに気付くのが、10日以上も経って しまって、ほんとに、後悔しまくりのブログを書きました。 そうしたら、それをご覧頂いたかは、分からないのですが 昨日、再度、返信してくださって。。。 もう、嬉しくて嬉しくて。...

Comments


bottom of page