「夏ばて」とは、夏の暑さからくる身体の不調の総称で
体温調節障害、水分の喪失、体液のバランス傷害による自律神経系や
内分泌系の失調を特長としています。
つまり、夏ばては、「良い汗」をかけない事
言い換えれば、汗をたくさんかいたからではなく
体温を有効に調節しないと無駄な汗や体液の大切な成分を喪失するような
「悪い汗」をかいていることが、原因なのです。
良い汗をかくための3原則は・・・
① 冷房にたよらない
脳も、足も使わなければ、働きが衰えます。
汗腺も同じです。冷房の効いた部屋で過ごしていると
汗をかきにくくなり、それだけ汗腺機能が低下してしまいます。
暑い季節でも、なるべく窓を開け、自然の風を取り入れ
冷房を使う場合は、外気との差を、5℃以内に設定しましょう。
② 身体を動かそう
習慣的に身体を動かすことも大切です。
ウォーキングやジョギングやサイクリングなどの
あまりハードでない有酸素運動がおすすめです。
なお、運動の前後には、しっかり水分補給を心がけ
熱中症などには、くれぐれも注意を!
③ 入浴で良い汗を
一風呂浴びていい汗をを流せば、新陳代謝が促され
汗腺機能が鍛えられます。
シャワーではなく、お風呂につかりましょう。
明日は、汗の成分のことを、お伝えします。
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