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閉塞性睡眠時無呼吸症候群

info070711

よく眠っていると思われがちないびきですが

実は「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」が隠れているかもです。


中年の2~15%、老年の20%以上に、見られるそうです。


知らぬ間に、睡眠不足になっているかもしれません。

心身の健康に、良質な睡眠も大切です。


睡眠時無呼吸症候群では、睡眠時10秒以上 呼吸が止まる無呼吸や

呼吸が浅くなる低呼吸が、1時間に5回以上見られます。


無呼吸や低呼吸があると、酸素がうまく取り込めないため

血液中の酸素濃度が低下し、いったん目が覚めて再び呼吸し始めますが

眠りだすと再び呼吸が止まります。


これを一晩中繰り返すため、熟睡ができず、日中に強い眠気が出現します。


また酸素濃度の低下は、これを補うために

心臓の働きが強まり、高血圧や不整脈を招き、動脈硬化といった

生活習慣病を起こしやすくなるおそれがあります。


寝ている間に、空気の通り道である上気道(鼻や喉)が狭くなったり

ふさがってしまうことで起こる「閉塞性」

呼吸せよという脳からの信号が一時的に伝わらない「中枢性」

どちらの要因も見られる「混合型」の3つに分類されますが

「閉塞性」が最も多く見られます。


原因となりやすい主な要因は、つぎの4つです。


① 体重増加(肥満):気道を取り巻く首の周りに脂肪が多くついていることにより

           上気道が狭くなります。


② 骨格      :あごの小さい日本人は、気道が狭くなりやすい傾向にあります。

           そのため、肥満とは言えない程度の体重増加でも、起こりえます。


③ 鼻閉(鼻づまり):慢性鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などによる鼻づまりなど。


④ アルコール   :アルコールは睡眠中に上気道を広げる筋肉を

           緩めたりすることで、鼻や咽頭の通気を悪くします。



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