難聴の種類と、その原因について
難聴には、老人性難聴、突発性難聴、イヤホン・ヘッドホン難聴、小児難聴と
4つの難聴があります。
老人性難聴は・・・
耳の中には、有毛細胞と呼ばれる細胞があります。
この細胞が、音を認識して、神経に伝えて、脳で確認します。
加齢によって、この有毛細胞が、減少していきます。
これが、原因でおこる難聴を「老人性難聴」といいますが
このタイプの難聴は、早期発見・早期治療が重要となります。
突発性難聴は・・・
このタイプの難聴は、ある日突然聞こえなくなるのが特徴です。
その原因としては、血液や、ストレス、ウイルス感染などがあります。
これらの原因による難聴は、極めて早期発見が大切で
発症してから、1週間井内に受診すれば、治癒する確率が非常に
高いとされています。
しかしながら、受診が遅れて、2週間以上すると
治癒の確率が極度に低下するとされています。
イヤホン・ヘッドホン難聴は・・・
これは、大音量の音楽を長時間、聴くことによっておこる難聴です。
イヤホンや、ヘッドホンは、音源が鼓膜に非常に近いため
直接、有毛細胞が破壊されるため難聴となります。
小児難聴は・・・
遺伝要因によって、生まれてくる赤ちゃんが難聴の場合がありますが
これ以外にも、出産前後の病気による難聴もあります。
このタイプの難聴で怖いのは、子供側から、聞こえてないことを
周囲に伝えられないことにあります。
従って、大きな音でも、反応がないなど、特徴的な症状を
周囲が察知することが大切です。
世界保健機構のWHOでは、若者の難聴リスク低減のため
音楽は、1日1時間までと注意喚起しています。
WHOによると、世界の若者のうち約50%は、オーディオ機器などや
クラブなどの娯楽施設での危険な音響に、約40%が晒されていると
報告しています。
電車車内の85デシベル位の音量では、1日8時間
電車が人の近くを通過する時の約100デシベル位では、1日15分でも
難聴の危険性があるとしています。
他にも、スマホなどの音楽では、音量を下げたりして、1日1時間までに
控えるように、警告しています。
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