top of page

頭痛の種類

info070711

私達の身近な痛みに、頭痛があります。

頭痛とは、頭部の一部、あるいは全体の痛みの総称です。


誰しも経験するありふれた症状にも関わらず、

原因が完全に解明されていないものもあり

現在も研究が進められています。


日常生活で頭痛に悩まされている人は多く

日本では患者数がおよそ4000万人もいると

考えられています。


その原因は様々で、自然におさまる軽症のものから

中には命にかかわる病気が隠れていることもあります。


頭痛は、原因や性質に基づいて分類され、一次性頭痛と二次性頭痛に

大別されます。


一次性頭痛とは、頭痛そのものが病気である頭痛です。


頭部の画像検査や、血液検査では異常は認められないという特徴があります。


一次性頭痛は、繰り返し起こることが多いため、慢性頭痛とも呼ばれます。


二次性頭痛は、他の疾患や問題によって引き起こされる頭痛です。


本日は、まず、一次性頭痛の特徴をお伝えします。


一次性頭痛は、頭痛の8~9割を占めており、代表的なものとして

ズキンズキンと痛む片頭痛、頭が締め付けられるように痛む緊張型頭痛があり

その他として、目の奥や側頭部に激痛を感じる群発頭痛、薬剤の使い過ぎが原因で

起こる薬剤性頭痛があります。


この中で生涯を通して最も多くの人が経験する頭痛が、緊張型頭痛です。


緊張型頭痛は、運動不足やストレスの素因に加えて

同じ姿勢を続ける職業の人に多く認められ、一般的に「肩こり」を持つ頭痛とも

言われています。


緊張型頭痛に次いで患者数が多い一次性頭痛が片頭痛です。


片頭痛は、元は頭の片側が痛むことに由来していますが

実際には、4割近くの患者が両側性の痛みを経験していることが分かっており

名称から誤解されやすい頭痛です。


片頭痛について、女性が男性よりも患者数が多いこと、

自律神経の影響を受け、寝不足や空腹などが引き金になりやすいことがわかっています。


緊張型頭痛および片頭痛は、共通の誘発因子があるために、

両方の頭痛が合併して生じるケースも多く、頭痛の自己判断が難しい

原因にもなっています。


最新記事

すべて表示

高血圧治療の現状は

治療を受けている方のうち、血圧がコントロール出来ているのは、約3割。 残りの7割は、コントロール出来ていないのが、実際です。 高血圧治療ガイドライン2019によると 日本の高血圧患者数は、約4300万人と推定されています。 60歳代では、約半数が高血圧治療を行っていますが...

高血圧について

65歳以上の高齢者では、医療費の一番多くの3割以上を 占めているのが、高血圧とその結果である病気(虚血性心疾患、脳血管疾患)の 治療費と言われています。 国民病でもある高血圧の現状について 改めて確認しようと思います。 高血圧の何が怖いのか?...

脳梗塞【2】

脳梗塞のほとんどは、動脈硬化が原因で起こります。 脳梗塞の危険因子としては、6つあります。 ①高血圧:高血圧が長く続くと、心臓や血管への負荷が大きくなります。 血圧が高い程、脳卒中の発症率は上昇します。 ②糖尿病:高血糖は、血管を傷つけ、動脈硬化を進行させます。...

Commentaires


LINE

​友達追加はこちらから

神戸ファーマシーのQRコード.png

株式会社神戸ファーマシー

(〒650-0023)兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目8-2 福栄ビル1階
<営業時間> 月~土 11:00~18:00
<電話・店頭相談> 11:30~17:00

<定休>日曜日、年始1月 1・2・3・4日
*祝日(月~土)は営業いたします。

TEL:078-331-4929

FAX:078-331-3772

  • Twitter

© 2020 by 株式会社神戸ファーマシー

bottom of page