top of page

食物繊維の働き

info070711

便秘解消に効果的と言われる「食物繊維」ですが

その他にも、生活習慣の予防に役立つなど、私達の健康にとって

重要な役割を果たしています。


しかし、日本人の食物繊維の摂取量は不足気味です。

積極的に摂り、健康な毎日を目指しましょう。


改めまして、食物繊維とは・・・

食物繊維というと「繊維」という言葉から

細い糸のようなスジ状のものをイメージする方が

多いかもしれません。

実は、食物繊維には「ネバネバ」するものから

水に溶けて「サラサラ」した状態のものまで、多くの種類があります。


食物繊維は、大きく分けると水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と

水に溶けにくい「不溶性食物繊維」があり、それぞれ違った特長があります。


水溶性食物繊維は、ネバネバ系、サラサラ系があります。

ペクチン(野菜や果物)、ガム質(大麦・ライ麦)、アルギニン酸(昆布、わかめ)に含まれています。


不溶性食物繊維は、糸状のもの、ボソボソ、ザラザラした食感が特徴です。

セルロース(野菜)、キチン(キノコ)、リグニン(豆類、穀類)に含まれています。


食物繊維の働きとしては・・・

食物繊維は、体内には吸収されないことから、「役に立たない食べ物」と認識されている

時代がありました。

しかし、近年、様々な生理作用やその機能性の高さが明らかになり

食物繊維の摂取が重要視されています。


食物繊維は、胃や腸内をゆっくり移動するので腹持ちがよく

お腹が空きにくくなります。


小腸では、食べ物中のブドウ糖の吸収を緩やかにして

急な血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールを吸着して

体外に排泄し、脂質代謝を助けてくれます。


大腸に達すると、食物繊維は大腸内の環境を改善する腸内細菌のエサとなり

これらの菌を増やすことが分かっています。

さらに、不溶性食物繊維は、便の量を増やす材料となるとともに

大腸の粘膜壁を刺激して、排便を促し、便通を整えてくれます。


また、有害物質を吸着して、便と一緒に体の外に排出するため

腸をきれいにして、大腸がんのリスクを減らしてくれると言われています。


最新記事

すべて表示

早朝高血圧について

血圧は、1日の中で、変動しています。 通常は、活動が活発な日中に高く、夕方から夜にかけて下がっていきます。 そして、早朝、目覚める時間に向かって高くなります。 血圧が早朝に過度に上がるのが、「早朝高血圧」です。 起床時、1~2時間以内の血圧が、135/85mmhgを超えると...

血圧について

日本人の国民病ともいえる高血圧。 生活習慣病の中でも、最も患者数が多い病気で その数は、約4300万人。 3人に1人が高血圧と言われています。 脳卒中や心臓病などの予防をする上で 血圧は非常に重要です。 まず、血圧とは、「血液が血管の壁に加える圧力」のことで...

Comments


LINE

​友達追加はこちらから

神戸ファーマシーのQRコード.png

株式会社神戸ファーマシー

(〒650-0023)兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目8-2 福栄ビル1階
<営業時間> 月~土 11:00~18:00
<電話・店頭相談> 11:30~17:00

<定休>日曜日、年始1月 1・2・3・4日
*祝日(月~土)は営業いたします。

TEL:078-331-4929

FAX:078-331-3772

  • Twitter

© 2020 by 株式会社神戸ファーマシー

bottom of page