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食物繊維の働き

  • info070711
  • 2024年11月16日
  • 読了時間: 2分

便秘解消に効果的と言われる「食物繊維」ですが

その他にも、生活習慣の予防に役立つなど、私達の健康にとって

重要な役割を果たしています。


しかし、日本人の食物繊維の摂取量は不足気味です。

積極的に摂り、健康な毎日を目指しましょう。


改めまして、食物繊維とは・・・

食物繊維というと「繊維」という言葉から

細い糸のようなスジ状のものをイメージする方が

多いかもしれません。

実は、食物繊維には「ネバネバ」するものから

水に溶けて「サラサラ」した状態のものまで、多くの種類があります。


食物繊維は、大きく分けると水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と

水に溶けにくい「不溶性食物繊維」があり、それぞれ違った特長があります。


水溶性食物繊維は、ネバネバ系、サラサラ系があります。

ペクチン(野菜や果物)、ガム質(大麦・ライ麦)、アルギニン酸(昆布、わかめ)に含まれています。


不溶性食物繊維は、糸状のもの、ボソボソ、ザラザラした食感が特徴です。

セルロース(野菜)、キチン(キノコ)、リグニン(豆類、穀類)に含まれています。


食物繊維の働きとしては・・・

食物繊維は、体内には吸収されないことから、「役に立たない食べ物」と認識されている

時代がありました。

しかし、近年、様々な生理作用やその機能性の高さが明らかになり

食物繊維の摂取が重要視されています。


食物繊維は、胃や腸内をゆっくり移動するので腹持ちがよく

お腹が空きにくくなります。


小腸では、食べ物中のブドウ糖の吸収を緩やかにして

急な血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールを吸着して

体外に排泄し、脂質代謝を助けてくれます。


大腸に達すると、食物繊維は大腸内の環境を改善する腸内細菌のエサとなり

これらの菌を増やすことが分かっています。

さらに、不溶性食物繊維は、便の量を増やす材料となるとともに

大腸の粘膜壁を刺激して、排便を促し、便通を整えてくれます。


また、有害物質を吸着して、便と一緒に体の外に排出するため

腸をきれいにして、大腸がんのリスクを減らしてくれると言われています。


 
 
 

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