top of page

骨と血管【2】

  • info070711
  • 2024年7月18日
  • 読了時間: 2分

骨・血管相関のことから、昨日は

骨の変化を説明しましたので、今日は

血管の変化について、説明したいと思います。


全身に酸素や栄養を届けるため、毎日絶え間なく血管の内側を

血液が流れています。


この際、血管は血液の流れによる物理的な刺激や

血液中に含まれる様々な物質による障害やストレスに

晒され続けています。


糖化や酸化といったストレスを受けた血管の細胞が

骨形成を行う細胞を骨芽細胞というのですが、この骨芽細胞に

似たものへと形を変えてしまい、血管にカルシウムを

蓄積させるという現象が報告されています。


これは、「血管の骨化」とも言える現象です。


元々、血管は広がったり、細くなったりして

血液の流れを上手にコントロールしています。


ここに、カルシウムが蓄積すると、血管の柔軟性が低下し、

動脈硬化を導いてしまいます。


動脈硬化が起きている血管では

カルシウムに加えてコレステロールの蓄積も進み、

血液の通り道は、次第に狭くなっていきます。


このような状態が続くと、心臓や脳といった

非常に大切な臓器の血管が詰まり、

心筋梗塞や脳卒中といった、命に係わる疾患を

引き起こす可能性が高くなります。


これが血管の変化のしかたです。


明日は、骨と血管のまとめを説明したいと思います。


 
 
 

最新記事

すべて表示
老化とは?

私たちは日々年齢を重ねていますが、「老化」とは 単に年を取ることではありません。 老化とは、体の機能が少しずつ低下し、回復力が弱まっていく自然な現象です。 では、具体的に体の中でどんな変化が起こっているのでしょうか? 人の体は、37兆個もの細胞からできています。 細胞は分裂し、新しい細胞に生まれ変わることで、生命を維持しています。 しかし、この分裂回数には、限界があります。 年齢とともに細胞分裂の

 
 
 
大阪・関西万博が終わりました。

ついに昨日、万博が終わりました。 毎朝、混み合ってる東ゲートの映像が見れなくなりました。 私は、3回行かせてもらいましたが、初めて行った時よりも2回目 2回目行った時よりも3回目が、混んでいたこと ほんとうに、テレビでも報道されていましたが 後半になるほど、人が増えていました。 でも、混んでいても、あの雰囲気がとても、楽しかったです。 そして、今朝、なにげなく、大阪・関西万博公式Webサイトはどう

 
 
 
乾燥の秋に・・・

季節も秋めいてきました。涼しくなってきた秋は 暑くて夏に出来なかった色々なことをしたくなる季節です。 そのため運動の秋、食欲の秋、読書の秋など色々と呼ばれています。 一方、冬に向かう季節なので、空気が乾燥してきます。 空気が乾燥すると、喉の粘膜の潤いが足りなくなってきます。...

 
 
 

コメント


LINE

​友達追加はこちらから

神戸ファーマシーのQRコード.png

株式会社神戸ファーマシー

(〒650-0023)兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目8-2 福栄ビル1階
<営業時間> 月~土 11:00~18:00
<電話・店頭相談> 11:30~17:00

<定休>日曜日、年始1月 1・2・3・4日
*祝日(月~土)は営業いたします。

TEL:078-331-4929

FAX:078-331-3772

  • Twitter

© 2020 by 株式会社神戸ファーマシー

bottom of page