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  • info070711

骨と血管のまとめ

二日間のお話をまとめると・・・


骨は、カルシウムが不足して、もろくなります。

骨密度の低下です。


一方で、血管は、カルシウムが沈着して、もろくなります。

動脈硬化です。


つまり、骨・血管相関の根拠の1つとして、

動脈硬化の進行と、骨密度の低下の間には

密接な関係がある、という報告があります。


慢性的にカルシウムが不足すると、カルシウムが

必要な部位には、足りないにも関わらず

あまり必要のない場所には、カルシウムが過剰に

蓄積してしまうという現象が起きることがあります。


この現象は、【カルシウム・パラドックス】と呼ばれ

血管だけでなく、軟骨や皮膚の状態や、免疫機能にも

影響を与えると、言われています。


この現象を避けるためには、体内のカルシウムバランスの

正常化が必要となってきます。


では、体内のカルシウムバランスの正常化のためには、

どうすればよいのでしょうか?


適切なカルシウム摂取は、もちろんですが

カルシウムを適切に取り込む事のできる

腸内環境を整えたり、糖化・酸化ストレスの

軽減につながる食生活や、生活習慣の改善にも

積極的に取り組むことが大切です。




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