65歳以上の高齢者では、医療費の一番多くの3割以上を
占めているのが、高血圧とその結果である病気(虚血性心疾患、脳血管疾患)の
治療費と言われています。
国民病でもある高血圧の現状について
改めて確認しようと思います。
高血圧の何が怖いのか?
痛くもかゆくもないことかもしれません。
健康診断や通院時に、血圧が高くなってきている事を指摘される事があります。
体内では、少しずつ変化が起きているのですが、この時点では、それが
症状として現れている方は、少なくないと思います。
まさに、痛くもかゆくもない状態です。
では、なぜ、この時期から指摘され、高血圧と
診断される事があるのでしょうか?
それは、血圧が高い状態が続くと血液が通っている
血管に負担がかかるためです。
血管は、体の隅々、臓器の隅々まで張り巡らされていますので
その負担は様々な異常となって現れてきます。
例えば、脳や心臓の血管の異常は、脳梗塞や心筋梗塞といった形で
死に繋がってきます。
痛くもかゆくもないからこそ、放置してしまいがちで
大きな病気へと、繋がってしまうため、まずは
しっかりと自分は血圧が高めであるということを
意識することが大切になってきます。
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