副鼻腔炎のところで、後鼻漏の説明を書いてないので
改めて、後鼻漏について、書かせて頂きました。
本来、鼻汁は鼻から入ってきた空気の加温・加湿に用いられたり、
再吸収されます。
しかし、副鼻腔炎が原因で鼻汁が過剰に分泌されることがあります。
というのは、副鼻腔炎という火事を、鼻汁で鎮火する為に
過剰に分泌されるのです。
そうやって分泌された場合、咽頭へ流下してしまうことがあります。
特に慢性の副鼻腔炎の場合などは、粘性または膿性のものであり
流下した先で炎症を起こしやすくなっています。
この炎症により、のどの違和感や咳・痰がある場合
後鼻漏が原因となっているかもしれません。
具体的な後鼻漏の症状は・・・
のどの違和感・へばりつくような咳・夜間の咳・胃の不快感・吐き気です。
ここで、食生活を意識することが、予防の第一歩と思います。
①腸のはたらきを良くする。
腸内環境が悪くなると、悪玉菌が増えて腸管免疫の乱れが起こり
アレルギーなどの鼻炎症状も起こりやすくなります。
栄養バランスや食物繊維の摂取を心がけてください。
②水分の摂り方を気を付ける。
摂りすぎには注意をしましょう。
摂取量と排泄量のバランスが崩れると、鼻粘膜の浮腫
(鼻づまりや自然口排泄障害)が起こります。
冷たい飲み物は血流の悪化も導いてしまいます。
③唾液の分泌が重要。
よく噛むことで、唾液の分泌を促します。
消化・吸収を助け、粘膜機能維持のための
栄養をしっかりと吸収するために必要です。
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