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疲労臭

疲労臭は、主に血液中に溶け込んだアンモニアが、汗腺や毛穴などを

通し、皮膚ガスとなって、皮膚表面から、放出されることが

原因で、生じます。


本来、体内で発生したアンモニアは、肝臓のオルニチン回路で

分解され、最終的には、無毒な尿素となって排出されます。


しかし、疲労により、肝臓の解毒機能が、うまく働かなくなると

アンモニアが十分に、解毒されず、血液中のアンモニア濃度が高くなります。


全身から漂うおしっこの臭いは、アンモニア・・・疲労臭です。


疲労臭発生の5大要因は・・・メンタルや食生活が関わっています。

①緊張などの精神的な「ストレス」

②運動や肉体労働による「筋肉の疲労」

③たんぱく質に「偏った食事」

➃飲酒などによる「肝機能低下」

⑤便秘などでの「腸内環境の悪化」


血液中のアンモニア濃度は、緊張や不安で自律神経が

乱れたり、筋肉に負荷をかけるような行動を

したりすると、高まりやすいといいます。


疲労臭を予防・改善するには、

Rest(休息)・Relax(くつろぎ)・Recreation(楽しみ)の

3つの「R」が大切だと言われています。

体に疲れが蓄積しないよう、日頃から体を労わる心掛けも、

必要です。

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