肝臓に脂肪がたまる「脂肪肝」を発症する人が
増えています。
放置していると、肝臓の機能悪化や肝硬変などの深刻な病気に発展し
動脈硬化なども進行しやすくなります。
放置せずに、改善への1歩を踏み出しましょう!
改めまして、脂肪肝とは、日頃の不摂生な生活習慣によって
肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まってしまい、起こる病気です。
脂肪肝は、動脈硬化をはじめとする生活習慣病を引きおこす
恐れがあります。日本人における軽度の脂肪肝は、見た目が肥満体型ではない
スリムな体型の人にも、みられます。
体重がたった2~3㎏増えただけで、肝臓に脂肪が溜まってしまうこともあるようです。
肝臓には、痛みなどの症状がでることがあまりないので、肝臓に
異常があっても、気付かず、気が付いた時には、
病状がかなり進行している場合があります。
脂肪肝には、アルコール性脂肪肝と、非アルコール性脂肪肝の2種類に大別されます。
アルコール性脂肪肝は・・・
アルコールのほとんどは、肝臓で分解され、体の外に排泄されます。
この分解の過程で肝臓に負担がかかり、肝臓のはたらきが弱まることで
肝臓中に脂肪が溜まってしまいます。
非アルコール性脂肪肝は・・・
肥満や糖尿病の人は、インスリンの働きが鈍くなります。
インスリンは、細胞に糖を取り込むために、必要なホルモンですが
このインスリンが、体内で活用できないために体内で糖を利用できません。
代わりにエネルギーとして、脂肪を貯め込んでしまいます。
そのため、脂肪肝になりやすいと考えられています。
また、健康診断などで、血糖値に異常がないと診断された方でも
食後一時的に高血糖になっている場合があるので、注意が必要です。
また、来週に続きます。
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