白癬菌が皮膚についても、すぐに感染するわけではありません。
白癬菌が角質層の中に侵入するには、24時間以上かかると言われています。
その間に、拭いたり洗ったりすれば、感染確立は、ぐっと低くなります。
予防として、5つのポイントがあります。
①毎日の入浴は、とても、効果的です。
★石鹸で足の指の間まで、やさしく丁寧に洗いましょう。
ごしごし洗いは、悪化のもとですので、丁寧に。
★洗った後は、よく乾かすことが、重要です。
②靴下と靴が大切です。
★靴下は、吸湿性・通気性の良い綿や麻の素材を選びましょう。
★靴は、履く時間を短く、毎日履き替えましょう。ムレないことが大切です。
③日用品、ペットに気をつけてください。
★いつも湿っている可能性のあるバスマットは、白癬菌の棲み家です。
いつも乾燥させておきましょう。
★白癬菌は、剥がれ落ちた皮膚の中でも、生き続けるほど生命力が強く
それに触れることでも、感染します。スリッパを共有せず、こまめな掃除を
心がけてください。
★犬や猫など、可愛いペットにも、白癬菌がいます。触った後は手を洗ってください。
④皮膚を強くする。
★しっかり栄養を摂り、皮膚の抵抗力を高めてください。
★タバコは控えめに。それは、タバコの成分のニコチンの血管収縮作用により
皮膚の再生が遅れ、水虫が悪化します。
⑤水虫用塗り薬を使う。
★皮膚の角質層が新しく入れ替わるまでの少なくとも4週間は
薬を続けてください。治ったと思っても、すぐに治療を止めずに
2~3ヵ月程度は、治療を継続することが再発予防になります。
★家族に水虫のある人がいれば、家族全員で、治療してください。
★しばらくしても、全く症状が改善しない場合は、医師に相談を!
★また爪白癬は、塗り薬では、治りにくいので、早めに医師に相談してください。
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