top of page

痛風について

  • info070711
  • 2024年7月9日
  • 読了時間: 2分

痛風は文字通り、「風が吹くだけでも痛い」というほどの

激痛が関節に現れる病気です。


痛みはとても強く、人によっては日常生活に支障が生じることもあります。


ビールなどのアルコール量が増えやすく、汗をかくことで

脱水にもなりやすい夏は、特に要注意です。


改めまして、痛風とは、ある日突然、足の親指などの関節が

腫れて、激しい痛みにおそわれる、男性に多い病気です。


この症状は、発作的に起こることから「痛風発作」と呼ばれ

たいていの場合、傷みは丸1日ほど続いたあと

徐々に和らぎ、1週間程度で治まり、しばらくすると

全く症状がなくなります。


この腫れや痛みを引き起こしている物質が、「尿酸」です。


この痛風の原因となる「尿酸」は、食事から摂取するプリン体と

体内で遺伝子やエネルギー代謝の過程で作られるプリン体が

肝臓で、分解されることによって、産出されます。


そして、腎臓や消化管を経て、尿や便中に排泄されます。


通常は、体内の尿酸は、産生と排出のバランスを保ちながら

一定の量に保たれるようになっています。


しかし、体内のプリン体の量が過剰になったり、

腎臓から排泄される尿酸の量が減ったりすると

血液中の尿酸が一定量を超えてしまいます。


こうして、血液中の尿酸の濃度が、7.0㎎/dlを超えた状態を

「高尿酸血症」といい、痛風が起こりやすくなります。


また、明日に続きます。

 
 
 

最新記事

すべて表示
夏に増加する細菌性食中毒

気温や湿度が高くなる夏は、「O-157」をはじめとする 腸管出血性大腸菌や黄色ブドウ球菌などによる食中毒が多発します。 食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、殺す」こと。 手洗いや調理に気を使っても、調理後の保存が適切でないと...

 
 
 
便が臭いのは・・・

健康な腸内環境であれば、便はそれほど強いニオイはしないものです。 腸内細菌の中の「乳酸菌」や「ビフィズス菌」といった 善玉菌が食べ物のカスを発酵させ腐敗の進行を抑えてくれるからです。 しかし、「大腸菌」などの悪玉菌が増えると腸内環境が悪化し、...

 
 
 
大阪・関西万博に行ってきました

昨日、大阪・関西万博に行ってきました。 当店のお客様や、とあるメーカーの営業の方から 色々聞いていたので、必要なものを用意して、準備万端です。 その内容は・・・ 日差し対策では、帽子があるほうが良いということで 帽子をかぶり、目から日やけはするので、少し色のついたサングラス...

 
 
 

Comments


LINE

​友達追加はこちらから

神戸ファーマシーのQRコード.png

株式会社神戸ファーマシー

(〒650-0023)兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目8-2 福栄ビル1階
<営業時間> 月~土 11:00~18:00
<電話・店頭相談> 11:30~17:00

<定休>日曜日、年始1月 1・2・3・4日
*祝日(月~土)は営業いたします。

TEL:078-331-4929

FAX:078-331-3772

  • Twitter

© 2020 by 株式会社神戸ファーマシー

bottom of page