top of page

関節リウマチの治療

info070711

現在は、関節リウマチの研究が進んで、早期診断・早期治療によって

患者さんのQOL(生活の質)を維持し、寛解(関節の痛みや腫れなどがほとんど

ない状態)を導くことが治療の目標となってきました。


また、軟骨や骨の変形は、発症後の1~2年で急速に進行することが

明らかになってきました。


関節の炎症にお薬がよく効き、寛解の状態になり易い期間を

「治療機会の窓」と呼び、早期治療の重要性が強調されています。


また、関節リウマチの生活の注意点としては

①安静

関節リウマチの活動性が高いときは、微熱があり、疲れやすくなります。

炎症の強い部位の関節は腫れや熱感があり、安静にしても痛み、関節を動かすと

一層痛みが強くなります。


関節リウマチは、関節だけでなく、全身が消耗する病気です。

そのため、全身と関節の安静が必要です。

睡眠を十分にとるとともに、昼間も疲れたら、昼寝をとることが大切です。


②保温

関節を冷やすと、関節痛が強くなることがあります。

寒い季節はもとより、夏も冷房の風が直接あたるのを避けて、

長袖や長ズボン、ブランケットなどで関節部位の保温に気をつけましょう。


③食事

青魚に多く含まれている n-3系多価不飽和脂肪酸のエイコサペンタエン酸(EPA)や

ドコサヘキサエン酸(DHA)を摂取することによって、病態進行を防いだり

寛解率を増加させたりすることが報告されています。


関節リウマチは、何らかの刺激をきっかけに発症すると考えられています。

きっかけになりやすいものとしては、「妊娠・出産」「けが、感染症」

「精神的ストレス」などが挙げられます。

日頃から心身の健康に気を配りましょう。

最新記事

すべて表示

早朝高血圧について

血圧は、1日の中で、変動しています。 通常は、活動が活発な日中に高く、夕方から夜にかけて下がっていきます。 そして、早朝、目覚める時間に向かって高くなります。 血圧が早朝に過度に上がるのが、「早朝高血圧」です。 起床時、1~2時間以内の血圧が、135/85mmhgを超えると...

血圧について

日本人の国民病ともいえる高血圧。 生活習慣病の中でも、最も患者数が多い病気で その数は、約4300万人。 3人に1人が高血圧と言われています。 脳卒中や心臓病などの予防をする上で 血圧は非常に重要です。 まず、血圧とは、「血液が血管の壁に加える圧力」のことで...

Opmerkingen


LINE

​友達追加はこちらから

神戸ファーマシーのQRコード.png

株式会社神戸ファーマシー

(〒650-0023)兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目8-2 福栄ビル1階
<営業時間> 月~土 11:00~18:00
<電話・店頭相談> 11:30~17:00

<定休>日曜日、年始1月 1・2・3・4日
*祝日(月~土)は営業いたします。

TEL:078-331-4929

FAX:078-331-3772

  • Twitter

© 2020 by 株式会社神戸ファーマシー

bottom of page