肩の痛みに悩まされたことはありませんか??
現代社会は、肩の痛みを引き起こす要因(運動不足やストレス、加齢など)で
溢れています。
今回は、多くの方が悩んでいる肩の痛みについて、ご紹介したいと思います。
肩の痛みを訴えているのは、40~60歳代の働きざかりの
中高齢者が多いことがわかっています。(日本関節学会より)
肩が痛む原因は、様々なものがありますが、その中でも多くの人を
悩ませているのが『肩こり』と『五十肩(肩関節周囲炎)』です。
特に『肩こり』は、様々な年齢の男女を対象に行った
『気になる症状』調査で、男性で2位、女性で1位でした。
そこで、肩の痛みにさよならするためには、原因と対処方法を知ることが
大切です。
肩こりは首や肩の筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋など)が疲労して緊張することで
筋肉の血液循環が悪くなり、不快感、だるさ、痛みを感じる状態のことです。
つまり、筋肉疲労から肩こりは生じます。
肩こりのメカニズムとしては
血行が悪くなると酸素の供給が不十分になり、ブドウ糖が不完全燃焼します。
この不完全燃焼のブドウ糖が乳酸などの老廃物に変化します。
この溜まった老廃物が筋肉や周辺の末梢神経を刺激します。
この刺激・・・痛みにより、周辺の筋肉はますます緊張し、
さらに肩こりが悪化するのです。
要因としては
生活が便利になり、体を動かす機会が減少したことで
筋力が低下し、筋肉が疲労しやすくなっています。(運動不足)
姿勢が悪かったり、同じ姿勢を長時間続けることは、首や背中の筋肉に
必要以上の負担がかかり、筋肉が疲労します。(姿勢の悪さ)
ストレスは自律神経を緊張させ、末梢血管を収縮させます。
その結果、疲労物質が蓄積しやすくなり、筋肉が疲労していきます。(ストレス)
明日は、五十肩についてと、対処法について、ご紹介します。
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