老化とは?
- info070711
- 4 時間前
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私たちは日々年齢を重ねていますが、「老化」とは
単に年を取ることではありません。
老化とは、体の機能が少しずつ低下し、回復力が弱まっていく自然な現象です。
では、具体的に体の中でどんな変化が起こっているのでしょうか?
人の体は、37兆個もの細胞からできています。
細胞は分裂し、新しい細胞に生まれ変わることで、生命を維持しています。
しかし、この分裂回数には、限界があります。
年齢とともに細胞分裂の回数が減ることで、組織や臓器の修復能力が
低下していきます。
また、細胞の中には「ミトコンドリア」と呼ばれるエネルギー工場があります。
ミトコンドリアは、活動過程で「活性酸素」を発生させますが
この活性酸素が過剰になると、DNAや細胞膜を傷つけ、老化を加速させることが
わかっています。
加齢は、ホルモンバランスにも影響を与えます。
女性では、更年期にエストロゲンが急減し、骨粗鬆症や動脈硬化のリスクが高まります。
男性では、テストステロンの減少により、筋力低下や意欲の低下が起こりやすくなります。
こうした変化は体だけでなく、心の健康にも影響します。
老化は見た目にも現れます。代表的なのが「しわ」や「しみ」。
皮膚の細胞は、通常28日程度で生まれ変わりますが
加齢とともに、ターンオーバーが遅くなり、古い細胞が肌に残りやすくなります。
さらに、紫外線は肌のコラーゲンを破壊し、しみやしわの原因になります。
次回、老化の進み方やスピードを落とすことについて、お伝えしたいと思います。
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