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加齢と唾液量の関係

  • info070711
  • 2024年5月24日
  • 読了時間: 2分

加齢とともに、唾液量は減っています。


成人は1日に、約1.5リットルの唾液を分泌していると

言われていますが、高齢者の唾液量は、20代の7分の1と言われています。


また、加齢による唾液分泌量の減少以外にも

高齢者は、様々な薬を服用していることが多く

その副作用により、唾液の分泌量がさらに少なくなる傾向にあります。


唾液の効果には、5つの作用があります。

・洗浄効果 口の中の汚れを洗い流す効果

・中和作用 酸性に偏った口の中を中性に戻す効果

・抗菌作用 口の中をばい菌から守る効果

・再石灰化 酸によって、溶かされた菌を元に戻す効果

・粘膜保護 口の中の粘膜を守る効果



ここで、唾液量がぐんぐん増える、唾液腺マッサージをお伝えします。

3つあります。


・耳下腺への刺激 耳下腺は、外耳(耳と耳の穴)の前から下で

そして、ほんの少し後ろ部分にあります。

①人差し指から、小指までの4本の指を頬にあてます。

②上の奥歯あたりを後ろから、前へ向かって回します。

約10回続けてください。


・顎下腺への刺激 顎下腺は、顎の奥の部分です。

①親指を顎の骨の内側の柔らかい部分にあてます。

②耳の下から顎の下まで、5ヶ所くらい順番に押します。

約5回続けてください。


・舌下腺への刺激 舌下腺は、顎の下の部分です。

①両手の親指を、顎の下に添えます。

②顎の真下から手を突き上げるように、グッと押します。

約10回続けてください。

 
 
 

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