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骨粗鬆症を予防しよう!

  • info070711
  • 1月20日
  • 読了時間: 2分

骨粗鬆症とは、骨密度が低下し、骨がもろくなっている状態の事です。

骨が、もろくなると、ちょっとした転倒でも、骨折してしまうことがあります。


骨密度は、加齢とともに、徐々に減少するため、初めは自覚症状が

ないことが、ほとんどです。


気づいたころには、骨粗鬆症がかなり進行していることもあるため

予防の意識を持つことが、大切です。


骨粗鬆症の患者数は、全国で、1600万人と推定され

増加の一途をたどっています。


骨は、目に見えませんが、古い骨を壊し、新しい骨を作ることで

常に新しく作り直されています。

通常は、骨を壊す働きと、新しい骨を作る働きのバランスが保たれていますが

このバランスが崩れて骨を壊す働きが、作る働きを上回った状態が続くと

骨量が減少してしまいます。

その結果、骨がもろくなり、容易に骨折する状態になるのが、骨粗鬆症です。


骨粗鬆症は、年齢を重ねることによって、誰にでも起こり得ますが

男性より、女性に起こりやすいことが知られています。

女性の方が、多い理由は、女性ホルモンが関係していると考えられています。

女性ホルモンの一種であるエストロゲンには、骨を壊す働きを抑え

骨を作る細胞の生存を高めることで、骨密度の低下速度を減少させる

働きがあります。

閉経後は、このエストロゲンの分泌が低下するため、骨粗鬆症の

リスクが高くなることが、指摘されています。


骨卒中とは、骨粗鬆症によって発生する股関節や背骨の骨折の事です。

股関節や背骨を骨折すると、長期間寝たきりの生活になります。

そのため、筋力が低下し、自立した生活を送ることが、困難になり

活動量が減少することで、体力が低下することに繋がります。


特に高齢者では、これらの体力低下から、肺炎などを起こし

5人に1人は一年以内に亡くなるといった報告もあります。


このような骨折の恐ろしさを理解してもらうために、骨折に変わる言葉として

提唱されたのが、骨卒中です。


骨粗鬆症によって、骨がもろくなると、咳やくしゃみ、転倒といった

ちょっとしたきっかけが原因で、骨卒中になることもあるため骨密度の

低下を緩やかにし、健康な骨を維持することが大切です。

 
 
 

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